もしあなたが
- 響く商品やサービスのコンセプトに迷っているなら
- 売れる商品開発に悩んでいるなら
今日は1つの考え方をお伝えします。
それは、
「やめたいことがやめられる」
という考え方です。
あなたがターゲットとしている見込み客さんがやめたいことって何ですか?
あなたが売れる商品やサービスを開発したり、響くコンセプトを考えたいのであれば、
「あなたのそのやめたいことがやめられる商品(サービス)です!」
と伝えることです。
セールスをやめたい、だからこのコンセプト
例えば、僕がたまにやるセミナーでは「嫌々やる集客を減らし、セールス不要をめざす」というテーマでやっています。
つまり、出来ればセールスをしたくない人が、セールスをしなくてすむようになるために参加して下さるということです。
ピータードラッガーの有名な言葉に次のようなものがあります。
マーケティングの目的とは、販売を不要にすることである
この言い回しをそのまま使うとわかりやすいです。
〇〇(あなたの商品やサービス)は、△△(見込み客さんがやめたいこと)を不要にすることである
いかがですか?考えやすくなったのではないでしょうか。
具体的に例をあげてみます
考え方はわかったと思うので、少し例をあげてみます。
- このコーディネートアプリは、毎朝着る服を考える手間を不要にするアプリである
- このサプリは、食事を我慢する必要がなくなるダイエット法である
- このオンライン会議システムは、会社への出社を不要にするシステムである
イメージつきましたか?
既に当たり前になったサービスでも、この「やめたいことをやめられる」というものはあります。
例えば、『アウトソーシング』がそうですね。
アウトソーシングが大きく普及したのも、「やめたいことをやめられる」、つまり「やりたくないことは外注しよう」というニーズが高まったということです。
あるいは、『カロリーオフ』もそうです。
カロリーオフの炭酸飲料は、体のことを考えて炭酸飲料を飲むことを我慢することをやめられる、というのが訴求ポイントです。
あたの身の回りでも、たくさんの「やめたいことをやめられる」サービスや商品はあるのではないでしょうか。
日常生活の中でも発見はある
日常生活の中でもやめたいことはたくさんあります。ですが、当たり前になってしまっていて、わざわざ改善点を考える人は少ないです。
もちろん既にサービスや商品があるのであれば、先ほどの
〇〇(あなたの商品やサービス)は、△△(見込み客さんがやめたいこと)を不要にすることである
に当てはめて考えるのが手っ取り早いですが、新しいサービスや商品開発、あるいはコンセプトを考えるのであれば、まずはあなたがやめたいことを考えてみましょう。
他にも、知り合いやお客様がやめたいと思っていることを直接聞くのは非常に効率的です。そこに解決したい悩みが確実にあるからです。
そして、それをやめるために必要なことを考えていきます。
もし発見出来て、それをサービスや商品として販売するのであれあば、それをはっきりと伝えることも忘れないで下さい。
最後の「伝える」という部分をおろそかにしがちなので注意しましょう。
まとめ
最近、新商品の開発についてや、コンセプトについての質問を受けることが多かったので、1つの考え方としてお話しました。
色々な考え方はありますが、簡単かつ急なひらめきにも通ずることがある考え方です。
日常の不満を考えるというのは、サービスや商品を開発する基本中の基本です。
不満もたくさんの種類がありますが、その中の「やめたいこと」を考える。そして、やめたいことがやめられるサービスや商品を考える。
まずはここから意識してみてはいかがでしょうか。
大川
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