ブログを使って集客したい方はたくさんいます。
ブログは資産になるので、集客できるようになると長期的に見込み客さんを集めてくれる最高のツールです。
ですが残念ながら集客につながっていない方がほとんどです。
相談を受ける方の中には、僕なんかよりもたくさん記事を書いている方や、長期間運営している方のほうが多いくらいです。
あるいは、アクセス数も多いにも関わらず、売上にはつながっていないという方もいらっしゃいます。
実際にブログで集客できている人とそうではない人の違いはなんでしょうか?
もちろん悩んでいる方のブログを見ないと正確にはいえません。
ですが、
ブログで集客できないほとんどの理由はパターンとして決まっています。
今日は、その中でも特に多い5つのパターンについてお話しします。
目次
何をしてる人?専門家として認識させられていない
ブログで集客したい場合、専門家としてのポジションをしっかりと取る必要があります。
これはブログで集客する時だけではなく、ひとりビジネスをやっていく上でも非常に大切な要素です。
ですが、しっかりと専門家としてのポジションを取れていない方は非常に多いです。
専門家として認識されないパターンには2種類あります。
- 話している内容が役に立たない
- 話すことがバラバラ
どういうことか?
それぞれお話しします。
話している内容が役に立たない
これは致命的です。
専門家なので、あなたのブログを読んでいる方にとって
- 役にたった
- 面白かった
- 知らないことが知れた
- そんな方法(又は考え方)があったんだ
といった情報を提供する必要があります。
例えば、頭が痛くて病院に行ったら、医者(専門家)から
「バファリン買って飲んでね」
って言われたら嫌ですよね?
わざわざ専門家に聞いたのに時間の無駄だった、ってなってしまいます。
あなたは医者と同じです。
読んで時間の無駄だった、と思わせては専門家失格です。

話すことがバラバラ
専門家としてブログで集客したいのであれば、話す内容は専門家として統一する必要があります。
100%全てにその必要があるかというと、実際はそんなことはありません。
ですが、あまりにバラバラになってしまうと、「結局何の人?」「これは何のブログ?」ってなってしまいます。
あくまでも、専門家としてのポジションがあり、その上で違う内容を挟むなら問題ありません。
ですが、たまに雑記ブログのような専門家がいます。
それでも楽しいと思ってもらえる可能性はありますが、専門性としては薄れてしまうので、
ブログでの集客⇒成約
につなげるのは難しくなります。

誰のため?ターゲットが明確じゃない
ターゲットの選定は難しいですよね。
僕はよくターゲットは大雑把に、そしてペルソナは不要というお話をします。
ですが、細かいターゲット設定が必要な時があるともよく言っています。
では、細かいターゲット設定が必要な時というのはどのような時でしょうか?
その1つが、文章にする時です。
つまり、ブログを書く時が当てはまります。
ここで注意して欲しいのが、ブログ全体で考えることも大切ですが、それ以上に記事ごとにターゲットを明確にした方が良いということです。
例えば、僕がこのブログで記事を書く時も、必ずしも全員に伝わる内容ではありません。
具体的には、
- ひとりビジネスをしている人
- これから起業したい人
- 教える系のビジネスをしている人(コンサルタントなど)
- 店舗系のビジネスをしている人
- ブログ集客したい人
など、記事によってターゲットは違います。
それを、必ず伝える必要があるわけではなく、あなたの中で明確にしておく必要があるということです。
つまり、
- この記事は『誰(ターゲット)のため』に『こんな価値を提供しよう』
- この記事は『誰(ダーゲット)が読んで』『こういった行動を取ってもらおう』
というのを、しっかりと決めるということです。
決めるの大変だなーって思う必要はありません。
なぜなら、決めた方がブログを書きやすいからです。

ロボットが書いてるの?人間性ゼロのブログ(全員に必要ではありません)
ここはあなたがどんなビジネスをしているか、あるいはどんなキャラクターかにもよります。
人間性というか、キャラクターでビジネスをしている人であれば、「自分、自分、自分」でも集客できます。
昔よくあったキラキラ起業女子のような方は、まさにこっち側ですね。
一方、堅いビジネスの場合は信用性に関わるため、あまり人間性を強く出しすぎない方がいいでしょう。
ですが、それでも基本的には少しだけでも人間性が見える部分を出した方がいいです。
特に、副業などで顔出しできない方は、より人間性が見えた方がいいのは間違いありません。
人間性を出すパターンとしては2つあります。
- 記事自体をビジネスとは離れた内容にしてしまう。
- 記事の中で少しだけ人間性を出していく。
先ほど「専門家として認識されていない」という話の中で、ブログで話す内容がバラバラなのが原因の1つと言いました。
あれ?記事自体をビジネスとは離れた内容にするって矛盾してない?
と思った方もいるはずなので、少し細かくお話しします。
記事自体をビジネスとは離れた内容にしてしまう。
まず、ビジネスでブログを使って集客する場合、8割がビジネス、多くても2割以内にプライベートなどそれ以外の話にするのが良いと言われています。
ですが、僕はビジネスに関係のない記事は、多くても1割以内だと考えています。
もちろんこの割合も、どのようなキャラクターかなどにもよります。
ですが、ブログを使って本気で集客したいなら、あなたの専門分野に関する記事を9割は入れるようにして下さい。
僕の場合、完全にビジネスと離れた内容で書いた記事は今まで1つだけです。
ちなみにこの記事、かなり反響がありました。
(なぜかお問い合わせから励ましのメールまでいただきました)
こういった内容が多くなってしまうと、実際に読者の求めているブログとは懸け離れてしまいます。
ですが、既によく読んでくれている方に対して普段と違う面を出すというのは、安心感や共感につながります。
先ほどブログで話す内容がバラバラと言ったのは、「集客について」「ラーメンについて」「ハワイについて」といったジャンルがバラバラという意味です。
「専門性のあるジャンル」と「人間性の見える記事(プライベートなど)」という分け方であれば、バラバラとは言いません。
記事の中で少し人間性を出していく
記事の中で人間性を出すやり方で有効なのは、
- 最初(導入部分)
- 最後(僕のブログでいう「まとめ」)
- 最初と最後の両方
のどこかで入れるのが有効です。
もちろん本文の途中で入れるのは駄目ということではありません。
ですが、できるだけ本文では読者に有益な情報を提供することに徹した方が、集客のできるブログになります。
例えば僕のブログですと、
どうですか。
「こんな程度でいいの?」って感じませんか。
そうです、こんな程度でいいんです。
毎回やる必要もありません。
たまにで良いので、あなたの人間性が出る部分を見せてみましょう。

どこから申し込むの?ゴールは明確になってる?
これはブログの書き方とは違いますが、多くの方がやってしまっていることです。
あなたがブログで集客したいのには理由があるはずです。例えば、
- 申込や購入をしてほしい
- 問い合わせをしてほしい
- LINE@やメルマガに登録してほしい
などを考えているはずです。
ですが、その方法がわかりづらかったり、そもそも設置していない方もいます。
読者の方は、「この人と話してみたい」「質問してみよう」と思っても、その方法がわからなければ一気に冷めます。
わざわざ何分も時間をかけて探してはくれません。
- まずは、集客後にとって欲しい行動を明確にする
- そして、その行動がすぐに取れるような作りにする
この2つの準備は必ずしましょう。
最も簡単で反応が良いのは記事の下にCTAを置くことです。
CTAとは
Call To Action(コール トゥ アクション)の略で、「行動喚起」と訳される。
Webサイトの訪問者を具体的な行動に誘導すること。もしくは、具体的な行動を喚起する、Webサイト上に設置されたイメージやテキストのことをいう。引用元:シナジーマーケティング
僕のブログでも、記事の終わりに必ず表示されます。
↓ これです。


もちろん電話して欲しいのであれば、電話番号がしっかりとわかる場所にある必要がありますし、お問い合わせしてほしいなら、すぐ簡単にお問い合わせができるようにしておくということです。

集客用のブログとして機能していない
最後に、そもそもの話として、集客用のブログとして機能していないとスタートラインに立てていないという話です。
例えば
- 記事が少ない
- 記事の文字数が少ない
- キーワードを選定していない
たくさんありますが、ほとんどのパターンはこの3つに集約されます。
ブログは作れば集客できるわけではありません。
正しいやり方が絶対に必要です。
続けることももちろん大切です。
なので、「少ない記事では絶対にブログで集客できない」というわけではありません。
ですが、もちろん何となく書いたわけではありません。
本気で勝つために1記事1記事を戦略的に書きました。
毎日新しい記事を書いてコンテンツを増やし続ければ集客できるブログになる!って言ってる方もいますが、そこには足りないものがあります。
毎日新しい記事を書き続けても、
- 1記事が1000文字もいかないような記事ばかりでは集客できません。
- キーワードを選定していなければ、検索からきてくれる見込み客さんはいません。
- そもそも毎日書くことが大切なのではありません。
こういったことから、
続けても集客できない⇒もうブログはやめよう
となってしまいます。
ブログに限ったことではありませんが、正しくないやり方を続けても当然ですが成果は出ません。
まずはスタートラインに立つための正しい知識は必要です。
まとめ
ブログで集客できない5つのパターンについてお話ししました。
これからブログ集客を始めてみようと思っている方にとっては「ピン」とこない部分もあったかもしれません。
ですが、最初からここでお話しした内容を意識して作ることで、ブログ集客の成功率は上がります。
とはいえ、ブログで集客することが最終的な目的ではありませんよね?
あくまでも、ブログは集客するためのツールでしかありません。
目的は、売上をあげて利益を残すことのはずです。
ブログでたくさん集客できても、売上や利益につながらなければ意味がありません。
最終的なあなたの目的のためには何をするべきか?
その準備も忘れないようにしてくださいね!
大川