ドラえもん、実はもの凄くビジネスの基本に忠実なアニメです。
特に、これから“ひとりビジネス”で起業したい方にとっては、学ぶべき最高の起業家はドラえもんです。

さて、なぜドラえもんからビジネスを学ぶことができるのか?
それは、ビジネスにおいて必要な
- ターゲットを決め
- そのターゲットが欲しい(悩みや問題を解決する)商品を
- 欲しいと思うタイミングで提供する
というシンプルで無駄のない行動をしているからです。
アニメも見方によっては色々と学べることってあるんですよ!
ドラえもんは明確なターゲットを設定している(視聴者という話ではありません)
ビジネスにおいてターゲットを決めることは重要です。
ターゲットが決まっていなければ、
- どんな集客にするか
- どんな言葉を使うか
- どんな商品やサービスを作るか
が明確にならないからです。
さて、ドラえもんというアニメとしてではなく、ドラえもん自身のターゲットは誰かわかりますか?
そうです、もちろん『のび太君』です。
ドラえもんという起業家は、のび太というターゲットに喜んでもらうために存在しています。
つまり、、、
のび太以外はどうでもいい!!
実際、のび太のために出した道具によって、ジャイアンやスネ夫は嫌な思いをすることがほとんどですよね? (元々悪いのはその2人というのはおいておいて)
ドラえもんは、自分のターゲットである「のび太というお客さんのことだけ」を考えています。
自分のターゲットではない人、例えばジャイアンやスネ夫、出来杉君のことまで考えていたら、間違いなく誰も欲しいと思わない道具しか出せないでしょう。
商品やサービスは、お客さんの悩みや問題を解決するもの
ビジネスにおいて商品やサービスは、お客さんの悩みや問題を解決するものです。
その点を考えると、ドラえもんはお客さんであるのび太の悩みや問題を知り、それを解決するための道具という商品をピンポイントで的確に提供しています。
まさに『できる起業家』です。
今すぐに解決したい悩みや問題を抱えるお客さんであるのび太に、
「それ、解決するための商品(道具)あるよ!」
って言ってるだけ。
めちゃめちゃスマートで無駄がないですよね?
『必要な人に必要なものを必要なときに提供する』
という、ビジネスの基本中の基本でありながら多くの人ができていないことを、ドラえもんはあっさりとやっているということです。
必要なときに必要なものを提供
どんなに良い商品だったとしても、必要のないときにはいらないですよね?
必要ないときに売ろうとするのは、単なる売り込みです。
- この商品はこんなすごい特徴があるんです…
- この商品は今までにない機能があって…
- このサービスを使うことであなたも◯◯に…
こういった売り込みは至る所で連日行われてます。
ですが、いらないものはいりません。
仮に、元々家でぐうたらするのが大好きなのび太に対して、
「今すぐ北海道だって行けちゃうんだよ!ほら、どこでもドア!」
なんて言ったとしても、
「今から昼寝するから静かにして」
って言われるのがオチです。
子供のみならず、ドラえもんを見たことのある大人もほぼ全員が欲しいと思ったことのあるであろう「どこでもドア」すら、必要のないときにはいらないのです。
商品やサービスは、必要なときに必要な人に届ける、これもドラえもんは教えてくれています。
まとめ
実にあっさりとした内容に思えたかもしれませんね。
- ターゲットを決め
- そのターゲットが欲しい(悩みや問題を解決する)商品を
- 欲しいと思うタイミングで提供する
とてもシンプルですが、本当に大切なことをお話ししました。
僕はあまりテレビを見ることはありませんが、子供と一緒に見るアニメには色々と気づかされることがあります。
今回のドラえもんのように、内容に関することではなくても、話の流れからも気づきはあります。
とはいっても、本来アニメは楽しむためのものなので、怖い顔して見たりしないでくださいね!
大川
中学の時の友だちが、なぜかいつも「俺はドラえもんと同じ誕生日!!」というのを誇りに思っていた?ので、僕はドラえもんの誕生日を13歳で忘れられなくなりました。