集客するために「無料相談」や「無料お試し商品」を用意している方は多いです。
もちろんメリット・デメリットはありますが、1つの方法として有効なことは間違いありません。
ですが、『お試しコンサル』をしている中で
「無料にしたのに全く集客できない」
「無料お試し商品を作ったのに1件も問い合わせがない」
といった相談を受けることがあります。
そもそも見てもらえてない(無料相談やお試し商品があることを、知ってもらっていない)ということも多いのですが、それならやるべきことは見てもらえるようにすることですよね?
ですが、それ以前に知っておかなければいけないことがあります。それは、
- 無料でもいらないものはいらない
- 無料ならとりあえず何でももらう人は、あなたのお客さんにはならない
ということです。
目次
無料でも必要なければ「いらない」という大前提を持っておく
先ほども言いましたが、集客のために「無料」を使うことは1つの方法として悪くありません。
ですが、無料だからといって「いらない」「必要ない」という人にとっては、何の魅力もありません。
にもかかわらず、販売者としては
(無料なのになんで申込がないんだろう…)
と悩んでしまいます。
なぜかわかりますか?
販売者は商品やサービスに自信をもっている
無料なのに申込がないと悩む(=不思議に思う)のは、自分自身の商品に対して「素晴らしい商品・サービス」だと自信をもっているからです。
たしかにその通り素晴らしいのでしょう。
ただ、それがお客さんにとっても同じかというと、決してそんなことはありません。
魅力を感じない人にとっては、無料でもいらないものはいらないのです。
商品やサービスに自信がある人ほど悩んでしまう
販売する側にとっては、自分の商品やサービスには当然自信をもっています。
良い商品、良いサービスだと思っていないのに販売していたら、それこそ問題ですからね。
自信があるので、「無料にすればたくさん集客できる」「問い合わせが増える」と思ってしまいますが、実際にはそうはならないので悩んでしまいます。
ですが、先ほどもお話ししたように、
無料でもいらないものはいらない
という大前提を理解しておかなれければいけませんし、それで成り立つビジネスにする必要があるということです。
無料なら欲しい人ばかりが集まったら余計に大変
無料なのに集客できない、と悩む方がいる一方で、
無料相談や無料お試し商品はたくさん出るけど、そこから本命の商品にはつながらない、
と悩む方もいます。
このような時、大抵の人が考えることは
クロージングが弱い
ということ。
そのため、営業の方法やクロージング方法を学んだり、最悪の場合は無理やり売り込む方法を知ろうとしてしまいます。
もちろん、クロージングの方法によって、本命商品の成約率は変わるでしょう。
営業について勉強するのも素晴らしいことです。
ですが、ここでも1つ大前提を忘れてはいけません。それは、
無料ならなんでも欲しい人は一定数いる。でもその人はお客さんにはならない
ということです。
無料は無料でしかない。でも100円を取るだけで大きく変わる
無料を使って集客がうまくいったとしても、その後につながらなければ辛いですよね?
もちろん、無料相談や無料お試しから本命商品へ成約させることはできるでしょう。
ですが成約率を考えると、
- そもそもお客さんになる可能性があるのか
- それとも無料だからという理由だけできているのか
によって大きく変わります。
仮に無料を使うとしても、相談であれば本気の人に来てもらう、お試し商品の場合はちゃんと興味を持っている人に申し込んでもらう、ということをやる必要があります。
もちろん「無料だから」という人をゼロにはできませんが、その割合を減らして行く必要があるということです。
ただ、
- やり方がよくわからない
- あまり言葉などでは言いたくない
という方は、無料ではなく100円取って下さい。
それだけで「無料じゃないとイヤ」という人は来ません。
あるいは、無料相談の場合でやりやすいのは、ちょっと面倒ですが、
事前に支払ってもらって当日に返金する
というやり方です。
これは、無料になるとわかっていても、一度でも自分の財布からお金が出ることを嫌う人は申し込んできません。
そういった方は、あなたにお金を払うお客さんにはなりませんので、ちょっと面倒ではありますが、効果はあるので試してみてください。
まとめ
無料での集客についてお話ししました。
何度も言いますが、無料という手段を使うことが悪いわけではありません。
ただ、必ず大前提を知っておく必要がある、ということです。
- 無料でもいらないものはいならい
- 無料だからで欲しがる人はいるけど、その人はお客さんにはならない
このことはしっかりと理解しておきましょう。
多くの人は目先の手段や方法ばかりを気にします。
もちろんそれは大切なことですが、あくまでも大前提を知っている上で考えなければいけません。
なにごとにも前提はあります。
そこが土台となりますので、決しておろそかにしないようにしましょうね!
大川
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