「会社員でいられるなら、会社員を続けた方がいい」
これは、起業したい方へ必ずと言って良いほど僕がお伝えすることです。
なぜなら、
僕自身は会社員が合わないですが、会社員として続けられるのは一つの立派な才能だと思っているからです。
ですが、起業の相談にいらっしゃるくらいなので、仮に我慢して会社員を続けることはできても、何かしら不満や、将来への不安があります。
そのような方は副業から始め、起業しても大丈夫な状態ができた時に
『選択すれば良い』
と思っています。
『選択肢を持つ』
これは、起業したい人や副業を始めようとしている人だけに必要なことではありません。
会社員であれば、全員が持っておくべきなのです。
目次
起業するかどうかは選択肢の1つでしかない
起業してもいい状態ができたからといって、
「必ず起業するべき!」
ということではありません。
その時に選択すれば良いのです。
つまり
選択できる状態になることが大切
ということですね!
ただし、これは
- 起業したい方
- 副業を考えている方
に限った話ではありません。
会社員であれば、誰でも選択できる状況を持っておくべき
起業するかどうかの選択肢は、起業や副業を考えてる人だけに必要なわけではありません。
人間である以上、必ず会社への不満や将来の不安はあるはずです。
仮に今はあまり感じていなくても、いつそのような状況がくるかはわかりません。
例えば、異動。
会社の人事異動は、自分の思い通りになるわけではありません。
理不尽な異動であったり、誰がどうみても「なぜ?」という異動はしょっちゅうです。
あるいは出世もそうです。
じつは、出世した途端に会社が嫌になる方も多いです。
ニュースによく出るようなサービス残業だけの問題ではありません。
「何でこんな部下のために責任を負わなきゃいけないんだ・・・」
というのは、人として思って当然でしょう。
ですので、会社員として働いている全ての方に必要なことは
いつでも会社を辞めても良い
という状態を作っておくことなのです。
いつでも会社を辞められるためには、副業が必須とは限らない
いつでも会社を辞めてもいいという状態を作るために、必ずしも副業をする必要はありません。
人によっては、投資かもしれません。
あるいは、いつでも行けるという会社を作っておくことかもしれません。(転職する方には、けっこう多いパターンですね)
どのようなことでも良いので、いつでも会社を辞めてもいいという状態を作りましょう。
そして、実際に嫌なことがあれば辞めてしまえばいいのです。
あるいは、辞めないにしても、会社に対して強気に出ることもできます。
会社員である以上、雇っている会社に選択権があり、雇われている社員がそれに従う
という構図がどうしてもあります。
ですが、いつでも辞められるという状態であれば、あなた自身の中では、
選択権は自分にある
という余裕が生まれます。
すると、辞めるという選択肢だけではなく
- 交渉する
- 自分のために戦う
- 誰かのために戦う
といった、別の選択肢も出てきます。
つまり、
辞めることでの解決方法以外にも、あなたは解決策を持つことができるのです。
しかも、会社の言いなりではなく、
- 交渉する
- 自分のために戦う
- 誰かのために戦う
という選択をした上で、そのまま会社に残った時には、周りからの評価も上がっていることでしょう。
辞めた時が不安という人は、辞めても大丈夫という状態を作ることだけが解決策
不満や不安があっても会社を辞められないのは、辞めた時の不安があるからですよね?
ということは、辞めた時の不安をなくすことでしか解決することはできません。
あなたが起業や副業を考えていたとしても、考えていなかったとしても、いつでも辞められるという状態を作っておくべきなのです。
不満が出た時に考えるのでは遅いからです。
なぜなら、
不満が出てから解決するまではずっとストレスを抱え続けるから
僕も会社員時代は、当然不満がありました。
その不満を抱えた中での仕事は、普段気にならないことすらもストレスになっていました。
直接の仕事にかかわることではなくても、例えば最寄り駅に近づくだけでストレスだったり、酷いと電車に乗るだけでも嫌になります。
でも、誰も助けてはくれません。
解決するには、辞めても大丈夫という状態になることです。
その状態になれば、会社でのストレス自体が軽減されることすらあります。
誰もが「会社員を辞めて起業したほうがいい!」なんて思いません。
ただ、いつでも辞められるという状態は、意識して作るようにしましょう。
決して偶然できることはありません。
意識して作るしかない、ということだけは理解して行動しましょうね!
まとめ
今回のお話に限らず、選択肢が1つというのは危険な状態を示しています。
亡くなってしまいましたが、世界トップのマーケターでもあった、ダン・ケネディも
1は最悪の数字である
と言っていました。
「会社員でいるしかない」というのは危険です。
「辞めることはできるけど、会社員でいるんだよ」
という状態こそ、これからは必要なのです。
ぜひ、選択肢はあなた自身で作ってくださいね。
大川
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