あなはた本当のライバルをわかっていますか?
日経新聞に、こんな記事がありました。
※有料記事なので全部は読めません。
引用元:日本経済新聞
簡単に言うと、
モスバーガーのライバルはマクドナルド(直接競合=商品やサービス、業種が一緒)ではなく、◯◯(間接競合=商品やサービスは違い、目的が一緒)だったって話です。
以前、競合についての記事を書きました。
この中で、
『吉野家』で言うと、当然同業他社は『すき家』や『松屋』です。ですが、実際にはファストフードという点で見れば、『マクドナルド』のようなハンバーガー屋さんや立ち食いそばなども競合になります。
というお話をしてますが、大企業ですら気づいていないってことです。

あなたのビジネスがあまり上手くいっていないのは、ライバルを間違えてるからかもしれません。
これから起業したいのであれば、「ライバルが強過ぎる!」と諦める必要もありません。
正しいライバルを知ることで、あなたのビジネスの成果は大きく変わりますよ!
まずは自分のライバルがどこかを知ろう
モスバーガーもそうですが、普通に考えたらライバルは同業他社だと思いますよね?
ですが、同じ商品やサービスを提供いている会社だけがライバルとは限りません。
なので、まずはあなたの本当のライバルがどこかを知って下さい。
例えば、整骨院だから整骨院がライバルとは限りません。
お客さんの来ている理由によっては、ライバルは病院かもしれませんし、フィットネスクラブかもしれません。あるいは、ヨガの可能性だってありますよ。
ですが、ほとんどの方が「整骨院のライバルは整骨院」だと思ってしまいます。
なので、「近くに出来た!!」って慌てることになるのです。
もちろん近くに同業者が開業すれば心配になるでしょうし、お客さんも一瞬減るかもしれません。
ですが、本当のライバルがわかっていれば慌てることはないのです。

ライバルがわかれば、競合店とも仲間になれる
競合店(直接競合)がライバルだと思っていると、簡単に言ってしまえば『敵』と認定しますよね?
ですが、本当のライバルは別の業種(間接競合)だとわかったら、競合店とも仲間になれます。
なぜなら、お客さんが違うからです。
このように考えると、お互いにお客さんを紹介しあえる関係になります。
つまり、
敵だと思っていた競合店が仲間になることで、集客経路が1つ増える
ということです。
この考えは本当に大切です。
多くの方が悩む『集客できない』に対して、手間もお金(紹介料をどうするかによりますが)もかけずに、1つの解決策を得ることができました。
じゃーなぜ手間もお金もかけずに集客経路を増やせたのかと言うと
本当のライバルを知ったから
これだけです。
ライバルには興味なくても集客には興味津々
ここまで読んでくれているあなたも
- 集客できる方法
- 正しいライバルを知る大切さ
であれば、集客できる方法のほうが興味があるでしょう。
これは当然です。
ですが、集客したいからといって直接的な集客方法ばかりを考えるのではなく、
ちょっと遠回りでも間接的に集客につながることがある
ということはわかったのではないでしょうか。
もちろん集客の方法や手段を知りたいのはよく理解できます。
ただ、そこを求め続けても、目先のノウハウに振り回されてしまうことが多いのです。
ビジネスにおいて「本当に必要な行動」や「本質的なこと」を求めることで、結果としてあなたの求めるものが手に入るということはよくあります。
今回で言えば、
- 正しいライバルを知るという「必要な行動」により
- 新しい集客経路という「あなたの求めるもの」が手に入る
ということです。
「集客」「売上」「利益」に直接つながる(つながりそうな)ことを求めてしまいますが、間接的につながることはあります。
直接的なこと以外に対しては、
- 面倒くさそうだな
- もっと楽な方法があるはず
と考えるのは、あなただけではありません。
人は誰でも同じように考えるので仕方ないのです。
だからこそ、「ほんの少しの面倒くさい」や「楽でも簡単でもないやり方」を受けいれることで、成果が生まれます。
その結果、ライバルにも勝つことができるでしょう。
まとめ
あなたのライバルは同業他社とはかぎりません。
これは、どのような業種・業界であっても同じなので、今一度考えてみて下さい。
もし新たなライバルを発見したら、それこそチャンスです。
あなたが今まで「敵」と見ていた競合も、仲間にできるかもしれません。
集客経路の1つにしてください!
もう一度言いますが、
ビジネスにおいて「本当に必要な行動」や「本質的なこと」を求めることで、結果としてあなたの求めるものが手に入るということはよくあります。
ぜひ、目先の新しいノウハウを追うばかりではなく、
あなたにとって本当に必要なことを、最優先にしてくださいね!
大川
正しくは「変化するライバルに気づかなかった」ということでしょう。