今日は、特に女性のほうが使いやすい「言葉」のお話です。
その中でも「楽」「簡単」「誰でも」をウリにはしたくない方はぜひ読んでください。
成果を出すためには厳しいことを受け入れてもらう必要がありますよね?
「でも厳しいことやデメリットを正直に伝えると買ってもらえないんじゃ…」という相談をよく受けます。
もしあなたが販売する側だったとして
- 簡単に集客したい
- 簡単に成約率をアップさせたい
のであれば、楽で簡単だと思わせるという方法は間違いではありません。
ですが、それは基本的にはおすすめしません。
そこで、「厳しさ」や「大変そう」をやわらげる言葉についてお伝えしたいと思います。
前回の記事でもお話しした「見せ方」にも共通する内容です!
目次
いまだに「楽」「簡単」「誰でも」稼げるという言葉はよく使われている
昔ほどではありませんが、いまだに(特にネットビジネスでの販売ページでは)「楽して」「簡単に」「誰でも」って言葉が使われていることがあります。
楽に簡単で誰でも稼げるわけはないのは、普通に考えればわかるのですが…
それは置いておいて、、、
今日お話ししたいのは、その逆の集客の仕方や販売の仕方をしている、または今後したい人に対して伝えたい「言葉」の使い方についてです。
大変だよ、我慢が必要だよ、というサービスを販売する時に、使ってみることを検討してみてください。
厳しいことを伝えるのはいいこと!というのが前提
- 誰でもいいからたくさん集客したい
- とにかく売上になれば誰が買ってもいい
ということであれば、先ほど伝えたような「楽」「簡単」「誰でも」という言葉を使うのはありです。
ただ、このブログを読んでくれている方は、そういう人ではないはずです(そういう人が検索するキーワードでは出ないからです)
となると、当然厳しいことや、デメリットも伝えることがあるでしょう。
大前提として、そういったことを伝えるのは良いことです。
なぜなら、厳しさやデメリットを理解した方だけがお客さんになるからです。
とはいえ、それでも
「やっぱりそこまで厳しいとは思われないほうがいいな…」
という気持ちが出るときもあるかもしれません。
そんな時に、使ってみてほしい言葉をお伝えしたいと思います。
厳しさを中和させる言葉を使ってみよう
厳しい言葉や強い言葉を中和させ、少し軽い感じにさせる言葉があります。
その代表的な言葉として
- ゆる
- やわらか
- ふんわり
があります。
一見よくわからない感じですが、ちょっと使ってみますね。
- ゆる千本ノックで甲子園を目指す
- やわらか飛び込み営業
- ふんわりフルマラソン
何となくイメージつきました?
やらわかい印象をさらに強くすることにも使える
中和言葉は、多くの人が厳しいと思っているものほど効果的です。
例えばダイエット。
「有酸素運動でやせる」というメソッドだとします。
よくあるのが
『朝晩たった5分の有酸素運動でやせる』
といった、時間が短い事によっての「楽さ」「簡単さ」を出す方法です。
さらにこの中では「たった」という言葉がより「楽そう」「簡単そう」を引き立てていますよね?
もちろんそれも効果的ではありますが、さらに中和させる言葉を使えばより強く伝えることができます。
『朝晩たった5分のゆる有酸素運動でマイナス5キロ』
自分にもできそう!って思ってもらいやすい感じがしますよね?
ここで必ず忘れてはいけないのが、「有酸素運動は必要」ということを伝えることです。
それを抜いたら意味がないですからね。
必ず厳しい言葉とセットで使う
中和言葉は必ず厳しい言葉とセットで使いましょう。
元々厳しい言葉じゃなければ、単に「楽」「簡単」の印象を強くさせてしまうだけです。
『ふんわりランニング』
ではなく
『ふんわりフルマラソン』
ということですね。
まとめ
言葉による見せ方のお話でした。
「ゆる」「やわらか」「ふんわり」といった言葉なので、女性のほうが使いやすいとは思います。
ですが、中和させる言葉はこれだけではありません。
逆に、「楽」「簡単」すぎに見えないようにするために中和言葉を使ってもいいでしょう。
このようなお話しをすると、「ゆる」と言っているのに、ゆるくないって言われたらどうしよう、と心配する方もいます。
ですが、決して「楽です」「簡単です」という言葉を使っていないことに大きな違いがあります。
そもそも、前提として文句を言う人は何を伝えていても文句を言うということは理解しておきましょう。
あなたがすでにサービスを提供していても、これから販売を始めたいという場合でも、言葉による中和によっての「見せ方」を考えるようにしましょうね。
大川
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