あなたがどのような“ひとりビジネス”をしているかに関わらず、集客の悩みは必ずついてまわります。
もちろん、“ひとりビジネス”に限らず、あなたがどのようなビジネスをしていても、集客できることが、ビジネスがうまくいく要因なのは間違いありません。
それだけ集客は大切です。
その大切な集客をする上で、まず理解しておかなければいけない原則があります。
その原則さえ理解すれば、あとはやることがはっきりとわかります。
ひとりビジネスの場合、集客が最優先ではありません。ですが、集客ができることは強みであることは間違いありません。
目次
集客の目的と、集客できる場所
集客の目的は何でしょうか?
読んで字のごとく、「客を集める」ということですよね?
では、あなたが思う「客が集まっている場所」ってどんな所がありますか?
聞かれて「ぱっ」と思いついた場所は、間違いなく集客が上手く出来ている場所です。
例えば
「東京ディズニーリゾート」「USJ」「コンサート会場や競技場」などは1年中集客が上手く出来ている場所の代表ではないでしょうか。
あるいは、時期によりますが「海やプール」「スキー場」などを思いついた方も多いかもしれません。
これらには共通点があります。
それは
「楽しい場所」
という共通点です。
人は楽しい場所にはお金をかけてでも行きたいということがはっきりとわかります。
人が集まるのは「楽しい場所」だけではない
それでは、楽しい場所以外には人は集まらないのでしょうか?
もちろんそんなことはありません。
先ほど、あたなが思う「客が集まっている場所」の中で、「病院」を思い浮かべた人はいますか?
病院は連日患者さん(お客さん)が集まってますよね?
先ほどの、客が集まる共通点である「楽しい場所」では決してないです。
これがもう1つの「客が集まる場所」になります。
それは
悩みを解決できる場所
ということです。
これは「学習塾」なども当てはまります。(僕とは違い、勉強が大好きで楽しかったという方もいるかもしれませんが)
学習塾は
- 受験に失敗したくない
- 学校で皆より勉強が出来ないと思われたくない
という理由で通うことがほとんだと思います。
病院の場合ですと
- 病気を早く治したい
- 予防することで苦痛を受けたくない
などの理由がありますよね?
このような理由、すなわち「悩みを解決できる場所」であれば、決して楽しくなくても多くの人が行くわけです。
人が集まる2つの場所
人が集まる場所には大きく2つあります。
- 楽しい場所
- 悩みを解決できる場所
の2つです。
この原則がわかると、あなたが集客のためにやることがはっきりします。
「楽しさ」か「悩みの解決」
このどちらかを提供することです。
「楽しい場所」と「悩みを解決できる場所」の大きな違い
「楽しい場所」と「悩みを解決できる場所」には大きな違いがあります。
最も重要であり、唯一わかっていれば良い違いは1つだけです。
それは、
それぞれに来るお客様の違いです。
「楽しい場所」にくるお客さんの特徴は
- 共通点はない
- 単純に楽しみたいだけ
つまり、ありとあらゆる人が、この「楽しい場所」を求めてやってきます。
一方「悩みを解決できる場所」にくるお客様の特徴は
- はっきりとした悩みをもっている
- 他の場所にかわりがないことが多い同じ病院でも、虫歯なら歯科に行きます。外科では意味がないということです
しかも
実際に行動するということは、その悩みは真剣であり、切羽詰っていることが多いです。
これらを理解した上で、どう集客するかを考える必要があります。
ここから言えることは、
「楽しい」「悩みを解決できる」のどちらも含まれていないと、集客は難しい
ということです。
集客のために必要なのは・・・
集客のためには「楽しい」「悩みを解決できる」のどちらかの要素が必要だとお話しました。
では“ひとりビジネス”をしているあなたが集客を考える上で、まず意識する必要があるのはどちらでしょうか?
それは
「悩みを解決できる」です。
もちろん業種によっては「楽しい」だけで集客できることもありますが、基本的にはどのビジネスでも「悩みの解決」を意識して下さい。
僕がこう言うには理由があります。
その理由とは、
購買意欲の違いです。
「楽しい場所」を求めいているお客様の特徴は覚えていますか?
そうです、共通点はありません。
ありとあらゆる人が来ます。
つまり、「東京ディズニーリゾート」や「USJ」のようにブランドどして確立されていれば、「集客=購入」が成立します。
しかし、あなたも同じだと思いますが、ほとんどの場合が
「集客=見込み客さんを集める」ですよね?
その見込み客さんの中から、購入していただくことが目的なはずです。
見込み客さんを集める段階で「楽しい」に特化すると、注目はされるかもしれません。
しかし
そこに購買意欲が高い人、つまり本来のあなたの見込み客さんが集まるかは別です。
特にインターネットを使って集客する際に多いのが、楽しませてアクセスを集めることばかりを考えてしまい、実際の事業には関係ない部分で目立たせようとしてしまうことです。
仮にこれでアクセスが集まっても、あなたの商品やサービスに興味のない方ばかりであれば、意味がありませんよね?
もちろん有名になり、ブランド化され、その後集客に繋がっていくケースもあります。
しかしそれは非常に稀ですし、時間もかかります。
更に恐ろしいこともあります。
それは
本来の見込み客さんが離れていく可能性が高くなる
という点です。
ですので、この「楽しませる」ことでの集客は、あくまでも「悩み解決」がメインの中で行うようにして下さい。
「悩みの解決」は購買意欲が高い
「楽しい」で集まる人には共通点がないため、購買意欲が低いとお伝えしました。
一方で「悩み解決」を求めている方は、当然購買意欲が高いです。
当たり前ですよね?
例えばあなたがヨガのインストラクターをしていて、無理せず健康的に体質改善を出来るメソッドを提供しているとします。
その場合
- スタイル抜群のモデルのような人
- 体系に悩んでいる人
のどちらを集めたいですか?
当然「体系に悩んでいる人」ですよね?
「体形に悩んでいる人」を集める方が、あなたのメソッドに興味を持ってもらいやすですよね?
全く体形に悩みのない人を何万人と集めた所で、購入には全くと言っていいほど繋がらないはずです。
ではどうすれば「体形に悩んでいる人」を集めることが出来るのでしょうか?
そのためには、「体形に悩んでいる人」の悩みを解決する情報を与える必要があります。
簡単で効率良く情報を与える方法
出来るだけ費用をかけずに情報を与え、かつ集客に繋がりやすいのが、ブログを使って情報を与えることです。
ただし時間がかかるというデメリットはあります。
あなたが先ほどのヨガインストラクターだとして、「無理せず健康的に体質改善を出来るメソッド」を販売したいのであれば、ブログの中で、
- ボリュームがあって食べ応えがあるのにヘルシーなレストラン
- 無理せずに痩せやすい体形を作るために家で簡単にできること
などの情報を発信していったらどうでしょうか?
あなたの見込み客さんである「体形に悩んでいる人」は、興味を持ってくれるのではないでしょうか?
もし、他社でも同じようなサービスを扱っていたとしても、悩みに対して有益な情報を与えてくれたあなたから購入してくれる可能性が高くなります。
そして誤解して欲しくないのは、
「家で出来ることを情報として教えたら、お客さんにはならないのでは?」
という考え方です。
色々な方法を提供したとしても、全ての人が実際にご自身でやるわけではありません。
自分一人では出来ないので、プロに任せようと思う人が多くいらっしゃいます。
どれだけ細かく説明しても、プロであるあなたの指導を受けるのとは違い、やはり難しいと感じることが多いです。
仮に、ブログからの情報だけを見て痩せることができたとしたら、その方は立派な見込み客さんです。
なぜなら、あなたの情報のおかげで健康的に痩せることが出来たからです。
次に何か体系の悩みが発生した時には、間違いなくあなたの情報を頼りにするはずですし、友達に紹介してくれるかもしません。
ブログからの情報発信が効果的な理由
ブログからの情報発信をオススメする理由はたくさんあります。
その中で1番大きな理由が
人は悩みやわからないことがあると「検索」するから
です。
これはあなたもよくわかりますよね?
人はまず「検索」します。
あなたのブログの中で、悩みを解決する情報をどんどん発信して下さい。
もちろん簡単にアクセスが集まるわけではありません。
しかし、悩みがはっきりしていれば、その見込み客さんがどんな気持ちで「検索」するかを考えることが出来ます。
それに応える内容をあなたが発信していきましょう。
あなたの商品やサービスにあった「悩みを持った方」を集め、その悩みを解決する情報で応えることができれば、結果としてあなたの商品やサービスが売れることになります。
まとめ
集客とは「客を集めること」
お客様が集まる場所は
- 楽しい場所
- 悩みを解決できる場所
の2つです。
そして、あなたがやるべきなのは、
「悩みを解決できる」場所を提供することです。
そのためには、ブログを使って悩みを解決するための情報を発信することが、最も効果的であり、お金もかけずにすみます。
当然広告も出来るならやった方がいいです。
お金が許す限り広告は使うべきです。
しかし広告はお金がかかるだけでなく、一度やったらそれで終わりです。
一方、ブログに書いたあなたの記事はずっと残ります。
あなたが今日書いた記事を見て、1年後に購入してくれるお客様が出るかもしれません。
3年後だって有り得ます。
集客の原則を理解したからには、今すぐ出来る集客は始めていきましょう。
大川
コメントを残す