友人が歴史の本を買いました。しかも子どものころに持っていた本です。
大人になって、急に子どものころに読んでいた歴史の本を買おうと思う理由…
なぜかわかりますか?
ちなみに、友人は一切読んでいませんし、買ったのは古本です。古本じゃないといけなかったわけです。
もう1つ質問です。
今度僕は「バク転」を習いにいこうかと思っています。
バク転を習うのはなぜかわかりますか?
この2つ、理由は同じです。
もちろん商品やサービスによりますが、人がお金を払うというのはこういう理由が多いのです。
友人が歴史の本を買った理由
友人が歴史の本を買ったのは、友人の子ども(小学5年生)が、歴史にはまり出したのがきっかけです。
確かに急に戦国武将にはまる時期とかってありますよね?
そうなると、伝記などの本を読むようになるのは「あるある」です。
すると、友人であるお父さんは
「俺も子どもの頃たくさん読んだなー」
って言ったわけです。
実際には「徳川家康」を1冊も読破することなく諦めたくせにです。
そう、「ただ格好つけたかっただけ」ですね。
で、新しい本ではなく古本で買った理由というのは、「昔自分が読んだ本が実家にあった」ということにしたわけです。
「何て無駄なことをするんだろう」って思いますか?
僕は全く思いません。
僕がバク転を習いたい理由
ここからは、先日ビジネスパートナーと話していた内容です。
まさに、
子どもは親の何を見て格好いいと思うのか?
についてです。
例えば、僕は家で仕事をすることがあります。パソコンを使っての仕事です。
ですが、子どもからしたらパソコンを使って仕事をしてるのか遊んでるのかなんてわかりませんよね?
仮にわかったとしても、
「パソコンで仕事してるお父さん格好いい」
なんて絶対になりません。
じゃーどんな時に格好いいと思うのか?
そう、
バク転できるお父さんは格好いいはず!!
ということで、バク転をやろうかなーと思った次第です。
単純??
2人の共通点から、ビジネスにおける訴求ポイントを考えてみる
この2人の共通点からわかることはなんでしょうか?
簡単ですね。
世の中のお父さんは、子どもから格好いいと思われたい。
そういう願望があるということです。
であれば、ターゲットを小学生以下の子どもがいるお父さんにした商品やサービスは、もっともっと
- 「これを持っていると子どもが格好いいと思う」
- 「子どもに格好いいと思わせるには◯◯が出来るのが一番」
という訴求が増えてもいいはず。
以前子どもの友だちが遊びにきた時に、
「うちのパパはいつもゲームばっかりしてるから超うまいんだよ」
と誇らしげに言ってました。
(そのパパのようになりかたいかはさておき…)
本気で子どもに尊敬されていたそのパパを羨ましくも感じました。
お客様は商品が欲しいわけじゃない
あなたも聞いた事があるかもしれません。
お客様は商品が欲しいわけじゃない
まさに今回、僕も友だちもそうです。
友だちは歴史の本が欲しいわけじゃありません(読まないわけですから)
欲しいのは、子どもの興味と一致していて、格好いいと思ってもらうことです。
僕も、別にバク転がどうしてもできるようになりたいわけではありません。
欲しいのは、子どもからの尊敬のまなざしです。
今度パートナー達と調査を兼ねた体験に行く予定です。
実際に「お客様は商品が欲しいわけじゃない」と、言葉ではわかっていても、あなたのお客様が欲しいものが何かを、本当にわかっていますか?
なんとなくの勘やちょっと調べたくらいで決めつけてはいませんか?
例えば、僕や友人のような40歳手前で小学生の子どもがいる人向けの商品やサービスを作ろうと思っていたら、まさに
「子どもに格好いいと思われるよ!」
っていう商品やサービスを提供すればたくさん売れるかもしれませんよね?
お客様が「何を」「なぜ」欲しいのか、具体的に考えてみましょうね!
まとめ
きっと今日の記事はあまり読まれないだろうなーと思ってます。
ですが、本当に大事な話ですよ。
あなたのターゲットは「なぜ」あなたの商品を欲しいのでしょうか?
理由をわかっていないのではないですか?
商品が良いから、サービスが良いから
だけではありません。
商品が良いから、サービスが良いから
が必要なのは2回目以降です。
リピーターになってもらうには絶対に必要です。
ですが、新規のお客様を集客したいなら
商品が良いから、サービスが良いから
じゃないですよ。
だって良いか悪いかなんてわかりませんからね。
あなたのお客様は
「誰に」「どう思われたい」のでしょうか。
その願望を叶えるために、あなたの商品やサービスがあるんですよ!
大川
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