
僕はスタバなどに行くと、必ずと言っていいほど甘いフードメニューが食べたくなります。
ですが、結局はほとんど買いません。
明確な理由があるわけでもないのですが、何となく「やっぱりやめておこう」となります。
ただ、それでも買ってしまうことがあります。
フードメニューを買う時と買わない時の違い、あなたは何だかわかりますか?
フードメニューを買ったのは、店員さんの一言があったから
僕が決まって(必ずではありませんよ)フードメニューを買う時があります。
それは、店員さんから
「他によろしいですか?」
「ご一緒に◯◯もいかがですか?」
と聞かれた時です。
いわゆるクロスセルと言われる手法です。
このたった一言が大きく影響するタイミングがあります。
そのタイミングとは、
本当は買いたい時
本当は欲しい、だけど我慢しようと思うことってよくありますよね?
我慢した時は、何もなければそのまま終わります。
ですが、そこへ別の人からの一押しがあった時には買ってしまいやすくなります。
まず言っておきたいことは、僕は常に甘い物を欲しています。(わざわざ言うことでもありませんが…)
なので、いつだってフードメニューを食べる気があるということ。
そのタイミングで、店員さんから声がかかると、ついつい
「じゃーそれも一緒に」
ってなってしまうのです。
たった一言で売上が上がるのに言わない理由
「他によろしいですか?」
「ご一緒に◯◯もいかがですか?」
たったこれだけで確実に売上は上がります。
それはマクドナルドが言い続けていることでもはっきりとわかるでしょう。
ですが、多くの方は言いいません。なぜなら、
「結局買わないだろう」という考えが働いてしまうから
もちろん、買わないお客さんの方が多いでしょう。ですが、
売上が上がる可能性を秘めた、たったの一言にかかるコストはゼロです。
しかも、言われた方が不愉快になるようなことはありません。
コストをかけずに売上が上がるなら、やらない理由はない
たった一言、言うか言わないかで売上が上がるなら、やらない理由はありません。
これは、クロスセルに限ったことではありません。
例えば、あなたが起業したばかり、あるいは既にご自身でビジネスをしているとしましょう。
自分のやっているビジネスについて、話をする人としない人を選んではいませんか?
もちろんそこには、あなたの中に判断する基準があってのことでしょう。
ですが、その判断が必ずしも合っているとは限りません。
一言伝えるだけで、実はその人が興味を持っていたり、紹介に繋がる可能性だってあります。
つまり、コストがかからないことなら何も考えずにやればいいんです。

ただし、お客さんにしたくない人であれば別ですよ!そんな人には言う必要はありません。
売上というのは、ちょっとしたことで上げることも出来ます。
ですが、多くの人はそのちょっとしたことをやりません。
しかも、自分の中での何となくで判断してしまうことが多くあります。
今回の僕のように、実は買うきっかけが欲しいという人はいます。
背中を押してくれるのを待っている人は、世の中たくさんいるのです。
できるだけ声をかけないで欲しいという方でも、たった一言くらいであれば不愉快には思いません。
言えば売上は上がります。
言わないというのは、せっかくの売上アップのチャンスを逃してしまっているだけですよ。
まとめ
無理やり売ろうということは絶対にやってはいけません。
あなたのビジネスの寿命を縮めるだけです。
ですが、欲しいのに買わないという選択をしている方はいます。
その方へは、あなたがそっと背中を押してあげることが必要です。
あなたの売っている商品やサービスは、その方にとって必要ですよね?
詐欺商品を販売しているわけではありませんよね?
だったら、一言伝えてあげましょう。
もし一言が言えないのであれば、もしかしたら、あなたはその商品やサービスに自信がないのかもしれません。
もしそうであれば、まずは商品を見直すことから始めましょう。
でも、あなたが商品やサービスには自信があるのであれば、今日のお話を行動にうつしてください。
僕らは、説得して商品を売ることはしてはいけません。
説得しても人は変わりませんし、納得もしません。
僕らがやることは「気づき」を与えること、そして背中をそっと押すことですよ。
大川
最後にケーキを10個以上(小さいやつですよ^^)食べたので、今日は甘いもの繋がり(っぽい)お話です!