起業を躊躇している方や、ビジネスをしていて思うように売上があがっていない(特に、原因は集客だと思っている)方からの相談の中で、
差別化できないことが原因
とおっしゃる方がとても多いです。
差別化については、『USP』と言った方がわかりやすい方もいるかもしれませんね。
僕がここで話し始めたということは、そうです、今日は
差別化やUSPなんていらないよ!
というお話です。
理由はこのあとお話ししますが、まずは実体験でお伝えします。
僕の知り合いや成功している経営者の方で、自分だけにしかない「強み」や「ウリ」を持っている方はほとんどいません。
もちろんゼロではないですが、差別化やUSPがなくても成功している方はたくさんいます。
(成功の定義はおいておきます)
当然必要な方もいます。
では、差別化やUSPといった「独自のウリ」や「自分だけの強み」が必要かどうかは、どう判断するのかを知りたいですよね?
それは、
誰と比べられるのか?
ということです。
今日はサクサクッといきますので、最後まで一気に読んで下さいね!
あなたのお客さんが知らない人や会社との違いを作っても何の意味もない
これが全てと言っても過言ではありません。
「差別化やUSPを作らないと!」
と思っている方のほとんどは、自分の知っている競合他社との違いを必死に出そうとします。
ですが、
本当にその競合他社のことを、あなたのお客さんは比べる相手として見ていますか?
一番やってしまいがちなのは、大企業や有名人と比較してしまい
「この人に比べて自分だけの強みなんてないし…」
となることです。
この状態の方、非常に多いです。
ですが、あなたが比べているその競合、もしかしたらお客さんは存在すら知らない可能性だってありますからね。
あなたが知っている=お客さんが知っている、なんてことは絶対にない
あなたのビジネスにおいて、あなたはプロです。
なので、大企業から小規模企業、あるいは有名人やその業界ではちょっと知られている人など、色々と知っているかもしれません。
ですが、お客さんは素人です。
あなたがよく知っている、ライバルだ、と思っている人を知らないことの方が多いと思って大丈夫です。
あなたが必死に差別化を作っても、残念ながら自己満足で終わってしまうことにもなりかねません。
じゃーどうするか?
まずは、差別化が必要かどうかを判断した方が良いです。
今回のお話を聞いて、
「差別化はいらないんだ」
「USPなんて関係ないね!」
となってしまうのは、正解ではありません。
まずは、あなたにとっても不要かどうかを見極めて下さい。
ただし、基本的にはいらないと思って間違いありませんが。
まとめ
今日はいつもより短いです。
決して手を抜いたわけではありません(本当に)
多くの方が立ち止まってしまう理由の1つが、今日お話ししたことです。
なので、
「そんなこと気にしなくて良いよ!」
って伝えたかっただけだからです。
誤解のないようにもう一度言っておきますが、
誰にとっても「差別化」や「USP」は不要というわけではありませんよ。
ほとんどの場合はいりませんが、100%あなたがそうとは言えません。
ですが、それを気にして進まないのはもったいないです。
「差別化できない」「自分の強みが見つからない」
というのを、立ち止まる理由にはしないで下さい。
ここまでの話しを聞いても、「やっぱり必要だ!」と思う方もいるでしょう。
それはそれで良いことです。
あなたの考えがしっかりあるのは、とても素敵なことだと思います。
ただ、最後に1つだけ質問をさせてください。
あなたが
- 買い物をするお店
- 食事をするお店
- 何かを習ったりするサービス
これらは、競合とのどんな違いがあって選びましたか?
圧倒的な強みがあるから選びましたか?
きっとそこまで考えずに選んでいることの方が多いのではないでしょうか?
つまり、そういうことなんです^^
大川
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