先週、某大手ショッピングセンターで「売上アップ」についての研修講師をしました。
ショッピングセンターなので、各店舗から1名ずつご参加いただき、90分の講座を2回に分けての研修でした。
クライアント様からの依頼の1つに「今すぐ出来ること」も入れて欲しいというのがありました。
ですので、今すぐにでもやれば
- 売上アップに繋がる
- 購入率が上がる
- 顧客満足度が上がる
といった内容も入れてお話させていただきました。
間違いなくこのブログを読んでくれているあなたなら「知りたい」と思うはずです。
ですが、きっと「やらないんだろうな〜」という方もいるわけです。見ていてすぐにわかります。
これはどの研修でもセミナーでも同じですし、その方の自由なので正直何とも思いません。
あ、もったいないなーとは思いますけどね。
というわけで、今日は「学び方」と「成長」についてお話します。
講師が「やったほうがいい」と言うことは本当にやったほうがいい
研修やセミナー、あるいは学びのための書籍を読むでもそうですが、全てを吸収する必要はありません。
たった1つで良いので、何か得てください。
ですが、何がポイントかわからない時もあると思います。
ですので、あなたにも伝えておきたいことが1つだけあります。
講師や著者が
- これは効果がある
- 絶対にやった方がいい
- 今すぐやってみて下さい
こういうことを言う時は、当然それなりに自信があってのことです。つまり、こういった言葉が出たときは、そこがポイントであり、行動したら成果が出やすいということなのです。
ということは、やらないのは損ですし、本当にもったいないですからね!
講師も嘘つきになりたくない
講師としてセミナーをする際、はっきり言ってしまえば「当たり障り無く終わる」というのが本当に楽です。
「これをやったら成果出ます!」「今日からやって下さい」「やれば絶対に効果があります」
こういった言葉を使うのはとてもリスクです。
言った言葉に対して当然責任がありますし、クレームに繋がる可能性もあります。
当たり前ですが、講師も嘘つきになるのは嫌です。
ということは、
- やったけど全然意味がない
- 全く成果に繋がらない
こういったことを言われてしまうかもしれない、というリスクを受けて発言しているわけなので、自信を持って言えることしか「成果が出る」や「絶対」という言葉は使いません。
その研修で僕がお話したのは、
- 今すぐ出来る
- 短期的にも長期的にも効果がある
- お金は1円もかからない
という内容です。
ということは、「絶対にやった方がいい」わけです。
実際に何度も何度も言いました^^
ですが、きっとやらないんだろうなーという方が何名もいます。
もちろん僕の話が下手とか、何か嫌だなーと感じて「こいつの言う事は聞きたくない!!」と思われたのかもしれません。
それは申し訳ないことではあります。
ですが、もしあなたが講座やセミナーに参加した時には「これだけは絶対にやって下さい」ということは騙されたと思ってやってみて下さい。
しかも、お金や大きな手間がかからないことであれば尚更です。
仮に言われたような成果が出なかったとしても、行動に対しての結果を得ることが出来るので、マイナスは一切ありませんからね!
まとめ
研修に参加することも、本を読むことも、学びや変化を求めて参加したり読んだりするはずです。
例えば、何度も聞いた事がある話だったとしても、「聞く場所」「タイミング」「話す人」「自分の状況」などによって、全く違った発見があります。
「その話知ってるよ」
「またそれ?聞いた事あるよ」
という姿勢で聞くよりも、
「何度も聞くってことはやっぱり大切なのかな?」
「このタイミングでまたこの話…今必要ってことかもしれない」
という姿勢で聞く方が学べると思いませんか?
もちろん講座やセミナーの内容が一番大切です。
ただ、聞く側の気持ちや姿勢によって、同じ内容の講座でも全く吸収できる学びの量も質も違ってきます。
よくお話することですが、あなたが既に起業していたとしても、これから起業したいと考えていたとしても、最も貴重なのは「時間」です。
その貴重な時間を使って「学び」を得ようとしているのであれば、あなた自身の姿勢・気持ちで得られるものは大きく変わります。
ちなみに…「学ぼう」という姿勢が前面に出ている参加者さんが多いと、普段言わない事まで言ってしまうのが講師という人間ですからね^^
大川
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