今日は1つの記事を参考に、僕らひとりビジネスをしている人の立ち回り方についてお伝えします。
参考記事はこちらです。
「売れなかった」ハムサンド、カメラ50台で真相解明 高輪GW駅「無人決済コンビニ」の実力
引用元:ITメディア
この記事の中で
- 高輪ゲートウェイ駅にある無人決済店舗のコンビニで、ハムサンドが売れなかった
- ハムサンドを手に取ったけど、棚に戻してもっと安い商品を買う
- このことから、低い単価の商品を好むのでは?という仮説を立てることができる
- より低単価商品への入れ替えを検討
といったことが書かれています。
ではこの記事を参考に、僕らがやるべきこと
- 情報の受け止め方
- 別の仮説は立てられないかを考えること
- 実際にどう行動するか
について、順番にお話ししていきましょう。
情報の受け止め方

今回のように、参考記事を紹介すると、残念ながら多くの人が
- こんな大掛かりな検証はできない
- 大企業だから時間もお金もかけることができる
- 仮説を立てる余裕すらない
のようなことを言ってしまいがちです。
ただ、
「高輪ゲートウェイ駅での無人決済店舗のコンビニで、ハムサンドが売れなかった」という事実
そして、その企業が立てた
「もっと低価格商品を好むのでは?」という仮説
あなたは無料で手に入れていますよね?
もちろん無料(有料もですが)で何でも情報が手に入るわけではありません。
ただ、今の時代は情報を手に入れることは簡単だし、実際多くの情報が溢れています。
ということは、
- 情報を取りに行こうとすらしていない
- 何が自分に必要な情報かを考えていない
- 情報の取捨選択ができない
といった理由から、無料で手に入る貴重な情報を手に入れていないだけなのです。
情報の集め方や取捨選択の方法については今回の趣旨から外れるので深堀はしませんが、あなたが使える情報は世の中にたくさんあるということは知っておいてください。
そして、その情報を他人事にせず、自分に置き換えて使うことができないかを考える習慣もつけるようにしましょう。
別の仮説は立てられないかを考えること

さて、情報を得た前提で話を進めます。
今回のように、仮説まで手にした場合にやることは2つです。
- その仮説の上で、自分ならどうするか
- 別の仮説は立てられないか
今回は②の「別の仮説は立てられないか」についてお話ししていきます。
1つ例を出しますね。
例えば、「ハム入りサンド」よりも「チーズ入りサンド」が売れたなら、もしかしたら「冷蔵必須のイメージがある物は売れにくいのでは?」という仮説も立てられます。
ハムは加工食品ですが、ナマモノなどと同じように日持ちが悪いなどのイメージを持っている人が多いのでは?という考えからです。
で、その仮説を立てた場合、
「普通のコンビニではハム入りサンドも売れるのに、わざわざ手に取ったハム入りサンドを棚に戻す理由は何だろう?」
を考えます。
具体的には「違いを考える」ことですね。
今回のケースでいえば、違いは「有人コンビニ」か「無人コンビニ」かです。
そこから、
「人がいないことが、ナマモノなど日持ちしづらいイメージのある商品を買うのに躊躇するのかも」
ということが考えられますよね?
実際にどう行動するか

さて、ここまで2つの仮説が出てきました。
高輪ゲートウェイ駅の無人決済コンビニでは
- 低単価商品が売れやすい
- 日持ちしづらいイメージのある物は売れにくい
の2つでしたね。
今回の例でいえば、場所も大きな要素になっているので、仮にあなたが高輪ゲートウェイ駅近くでコンビニや個人商店をやっているとしましょう。
その場合、今回の仮説から
『有人であるメリットを活かして、本当は食べたいハム入りサンドを、無人決済コンビニのチーズ入りサンドよりも低価格で販売する』
ことができたら売れそうじゃないですか?
しかも、やることも大変な感じはしませんよね?
最後に
最後に大切なことを1つ。
いつも言っていることですが、仮説の検証に対して「大きな費用をかけないこと」です。
そんなことは大企業に任せておけばいいですからね!
僕らひとりビジネスや、小規模でビジネスをする場合は、とにかく不確実性の高いものに大きな費用をかけてはいけません。
できる限り「無料」や「小さな費用」で使えるものを使い倒した上で、確度の高いものに大きな費用をかけていきます。
じゃー無料や小さな費用で使えるものって何?って考えると、
- 情報
- 頭
- 足
この3つです。
今回参考記事を元にお話ししたこと
- 情報の受け止め方
- 別の仮説は立てられないかを考えること
- 実際にどう行動するか
も、まさにそうですよね?
この3つをフル活用することができるかどうかが、あなたのビジネスの結果を左右します。
今回のお話しも、直接あなたのビジネスと関係がないと思ったかもしれません。
ですが、そういった情報を「他人事」で終わるのか、「自分事」として考える習慣を持っているかが『差』となります。
とにかく『情報』を取り、『頭』を使い、『足(行動)』にうつす。
ライバルにとっては「何でもない」と思っている情報ほど、あなたが頭と足を使うことができれば、結果はどうなるかは言うまでもありませんよね?
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