最近夜な夜なドラクエ11をやってます。
今更?という感じもあると思いますが、買ってほったらかしてただけです。
ドラクエにはステータスがあります。
例えば
- HP(ヒットポイント)⇒体力みたいな感じ
- MP(マジックパワー)⇒魔法を使うための持久力みないなもの
- 力
- 素早さ
- 運の良さ
などなど。
基本的にはレベルアップと共にそれぞれのステータスが上がっていきます。
ただ、もしこれが自由に割り振ることが出来たらどうでしょう?
おそらく多くの人はHPを中心に上げつつ、戦士タイプには力、魔法使いタイプにはMPなどを割り振るはずです。
割り振り方によって、冒険の進めやすさに大きな違いが出ます。
これ、ビジネスも同じです。
ステータスの割り振りは非常に大事。
にも関わらず、
自分のことを考えず、ただ漠然と周りと同じように振ってしまっている人が多くいます。
これでは上手くいくはずがありません。
戦士タイプなのにHPも少なくて力も弱く、呪文が使えないのにMPが高い。
最悪です。。
でも、こういう起業家の方、本当に多いです。
ドラクエなら笑い話ですみますが、ビジネスでは笑えませんよね?
目次
集客力がないのが問題って考えるけど、人によって問題はバラバラ
多くの場合、起業して上手くいっていないと、問題は集客が出来ていないからだと考えます。
でも、本当に集客が出来ればビジネスは上手くいきますか?
もちろん、誰にとっても集客は必要です。
でも、考え方は複数あります。
- 集客力をつける
- 集客しないでもすむようにする
- 集客を代行してもらう
つまり、集客を目的としても(絶対にやってはいけない目的ですが)、解決策は1つではないのです。
ですが、みんな①を目指してしまいます。
そのため、集客力というステータスを上げることばかりを考えます。ですが、、
- どのようなビジネスをしているか
- 今おかれている状況
- 目指したいゴール
などによって、本来やるべきことはバラバラです。
さらに、あなたがどのような人かによっても違います。
当たり前ですが、人はみんなバラバラです。
性格も、得意なことや不得意なことも、みんなバラバラ。
なのに、みんなと同じことを同じようにやろうとするっておかしいと思いませんか?
集客力がなくても集客は可能
まず、この考え方を持ちましょう。
つまり、あなた自身に集客力がなくても集客は可能です。
正しくは、集客力がなくても売上をあげることは可能ということです。
集客が可能!と言ってしまうと、目的が集客になってしまいます。
これこそ本末転倒です。
集客を代行してもらう、広告を運用してもらうなど、あなた自身がスキルを身につけなくても集客することは可能です。
あるいは、お客さんから来てもらえるような仕組みを作ることも同じです。
そもそも「集客出来てる・出来てない」の定義は人によって違う
集客が出来ない、苦手、という方は本当に多いです。
でも、それって本当ですか?
集客=たくさん集める
と思ってしまう人が多いですが、なぜそんなにお客さんが必要なのでしょうか?
もちろん、あなたがコンビニや100円ショップを経営しているならその通りで、たくさんの集客が必要です。
ですが、やっているビジネスの内容によっては、「お客さんそんなに必要ないよね?」という方のほうが多いです。
ひとりビジネスをしてるのであれば、むしろ少ない集客でまわるビジネスにするべきです。
そう考えると「集客が出来てる・出来ていない」の定義は人によって違います。
例えば、僕のクライアントさんで、カウンセリングをサービスとして提供してる方がいるのですが、
相談時は「問い合わせが月に10件しかない」と言っていました。
先月お会いした時は「今月2名も新規入れちゃって忙しくなっちゃった」と言いました。
ちなみに、自身での問い合わせは止めていて、紹介で2名です。
これは同じ人を例に出しましたが、
- 10名の問い合わせでも不安=集客が足りない
と思う人もいれば
- 紹介で2名の問い合わせでも多い=集客は十分
と考える人もいるということです。
集客が出来てる・出来てない、あなたはちゃんと自分の中で判断していますか?
何となくってことはありませんか?
集客数が増えても成約しないのは、「セールス力が足りないから」とは限らない
あえて「セールス力」という言葉を使いましたが、集客できた見込み客さんを成約させることが出来るかどうか、という意味です。
成約率を上げることは本当に大切です。
本来なら、集客よりも先に考えるべきことです。
ただ、いくら成約率が高い人でも、全く成約しないこともあります。
それはなぜかと言うと
集めたお客さんが間違っている
このパターンは本当に多いです。
つまり、いくら集客を頑張ってたくさん集めたとしても、見込みのない人ばかりであれば成約しなくて当然です。
「あれが出来れば」「これされあれば」と言うのは簡単です。
ですが、本当にそれがあなたにとって「今」必要なことでしょうか?
まずは本当の問題点を見つけることが大事です。
というか、必須です!
じゃなければ、ずーっと無意味な時間と労力を使うことになってしまいます。
まとめ
多くの人が考える、
「今上手くいっていないのは集客出来ていないからだ」
という問題。
そして、集客力をつけるために奮闘します。
合っていないのは明らかな、新しい集客方法を試してみたりするわけです。
ですが、物事には順番があります。
そもそも集客が問題とは限らないのです。
- 問題点はどこにあるのか?
- そのためにやるべきことは何か?
- お金を使うか時間を使うか労力を使うか(自力か他力かも含む)
- 配分した上で、自分自身が今・そして今後やるべきことは何か
という順番で考えましょう。
ドラクエも一人では行動しません。
それぞれの特性にあった役割があり、各自が役割をまっとうするからこそ、冒険は上手くいくわけです。
ですが、多くの起業家、特にひとりビジネスをしている人は
全てを自分一人でやろうとします。
そのせいで、本来あなたがやるべきこと、伸ばすべきステータスに正しく割り振れていません。
- 社員を雇おう
- 外注しよう
ということではありません。
もちろん外注やパートナーを持つことは、ビジネスを飛躍させることになります。
ですが、ここで言いたいのは決してそうではなく、
もし一人でやるとしても、正しく「時間」「労力」「お金」を使いましょう
ということ。
つまり、
「時間」「労力」「お金」をそれぞれ仲間と考え、どの部分を任せるかと考えることも出来る
ということです。
そのためにも、まずは
- あなたの本当の問題点
- あなたが伸ばすべきステータス
- あなたが力を注ぐべきところ
をしっかりと把握しましょう。
ここが間違っていると、MPの高い戦士や、やたら力ばかりが強い魔法使いが出来てしまいますよ!
大川
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